乗り換え前に確認したい、大手キャリアの方が損する人
この記事を読んでいる人は間違いなく「大手キャリアって料金が高いし要らないサービスが多いなあ」という不満を持っていると思います。そして、格安SIMに乗り換えれば月々のスマホ代を節約できると期待しているのでしょう。しかし、大手キャリアにデメリットを感じるように格安SIMにも見逃せないデメリットがあります。そこで、今回は格安SIMが損である人と大手キャリアが損である人を分けるポイントを紹介します。
大手キャリアに不満ならこちらをチェック
大手キャリアの特徴は料金の高さとサービスの手厚さです。通信品質も良くショップへのアクセスもしやすいですね。よって、大手キャリアが損になってしまうのは「サービスを大して使わないのにお金を多く払っている」という人です。例えばこんな人は大手キャリアで損しています。
通話はLINEで済ませている
格安SIMの登場やスマホ料金の負担感を考慮した大手キャリアはいくら電話をかけても大丈夫なかけ放題プランを基本としています。しかし、今は便利な無料通話アプリが発達していることからほとんど電話を使っていない人も多いでしょう。特に日常の通話がLINEやFacebookなどのSNSで事足りるというのであれば確実にお金の無駄です。
データ容量はあまり要らない、通信速度もこだわらない
データをたくさん使って超過することもしばしばというのであればデータ追加パックの安い大手キャリアの方が良いでしょう。しかし、基本料金だけ見れば格安SIMの方が半額以上も安いです。そのため、データ通信をたくさん使わない人は損しています。特に通信速度にこだわらなければ大手キャリアを使い続ける理由がなくなります。Wi-Fiを自宅にひいている人も格安SIMで問題ありません。
スマホの操作がある程度自分でできる
スマホ初心者にとってはショップが近くにあれば対応が丁寧で助かるでしょう。しかし、ショップに行く必要がない人にとっては大したメリットになりませんね。ショップの運営費用もスマホ台に上乗せされているのでここも損しているポイントです。
基本的に無事故
大手キャリアのメリットといえば事故の時の対応です。代替機の貸し出しや修理·交換の早さはやはり大手キャリアならではです。ということはスマホを大切に使える人にとってはただ多くお金を払っているだけになります。
安いからこそ使いこなしたい、格安SIMに乗り換えて損する人
一方、格安SIMは契約がホームページで完結するので余計な勧誘を受けることがありませんし基本料金がとても安いです。ただ、安さを理由に乗り換えてしまうとライトユーザー、ヘビーユーザー問わず後悔してしまいます。
格安SIMで後悔したくないならこちらをチェック
格安SIMに乗り換えて後悔するのはこんな人です。気をつけましょう。
キャリアメールがコミュニケーションの基本
格安SIMはキャリアメールを使えません。フリーメールやSNSが基本となります。使い慣れたツールから離れたくない人にとっては損ですね。
手取り足取り使い方を教えてほしい
格安SIMは無店舗販売を主としているため操作が分からない時は電話やメールで問い合わせます。しかし、電話の対応は非常に遅く時には応答まで数分待たされることもあります。もちろん、対面で説明してくれないので分かりづらいです。スマホ初心者は大手キャリアから乗り換えない方が良いでしょう。
よく故障させてしまう
スマホを水没や破損させてしまうと代替機が届くまでに時間がかかり、修理交換の費用も数万円単位でかかります。これは大手キャリアにないデメリットなのでスマホをよく壊す人は損です。このように格安SIMで損する人は「スマホスキルが低い人」に限られるため、日常的にスマホを使っている人なら基本的に格安SIMに乗り換えて損をしないはずです。