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格安SIMでモバイルルーターを使うメリットとデメリット

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メリット

月額料金が安い

一般的なモバイルルーターの月額利用料金は4,000円前後です。さらにオプションの追加代や機種代などが追加で掛かります。また、ほとんどのMVNOdocomoの回線を借りてサービスを行っていますが、そのdocomoのモバイルWi-FiプランはauSoftBankと比較しても、かなり高額で6,500円程度となっています。

そこで格安SIMを利用すれば、安い料金で同じようなサービスを受けることが可能となるのです。格安SIMには音声通話機能付きSIMSMS対応可能なSIMもありますが、モバイルルーターに使用するものであればデータ専用SIMが最適です。その場合の月額料金は

  • BIGLOBE 3GBプラン:972
  • 楽天モバイル データ3.1GBプラン:972
  • DMMmobile データSIMプラン1GB518
  • nuroモバイル 0 SIMデータ専用プラン:01,728
  • DTI SIMデータプランネットつかい放題:2,376
  • mineo ドコモプランシングルタイプ3GB972

(2017109日価格.com人気ランキング参考)

と、人気のデータプランだけを見ても、毎月5002,000円程度の利用金額に通信費を抑えることが可能となっています。

電波の入るエリアが広い

モバイルルーターは、スマホの電波を利用しているので、スマホが使用できる場所でならどこでも使用することができます。スマホのLTE回線は利用可能な地域が広く、人口カバー率はすでに99%といわれています。

一方、持ち運び可能なルーター「WiMAX」の電波は屋内や壁など遮蔽物に弱く、なかなか繋がりにくい場所があるのです。またこの問題を解決するためにLTE回線を使用する場合はオプション追加料金が1,005円必要になってしまい、月額利用料金がかなり高くなってしまうというデメリットがあります。他にもプリペイド式の格安SIMなら、海外でも使用できるというメリットもあります。

いつでも乗り換えられる

格安SIMはキャリアのような年間契約での縛りがありません。そのためいつでも他のサービスに乗り換えることが可能です。データの利用状況に合わせてプラン変更も簡単に行えます。一方の「WiMAX」は2年縛りがあるので、2年以内に解約すると9,50015,000円程の解約金が掛かってしまいます。

そのため、2年縛り明けの契約更新月を確認して乗り換えを行う必要があるのです。更新月を気にせず気楽に乗り換えができるのは、格安SIMの大きなメリットと言えます。

デメリット

モバイルルーターによっては利用不可能な系列がある場合も

モバイルルーターで使用している電波はdocomo系とau系に分かれていて、ルーターの系列とSIMカードの系列が同じでないと使用できないこともあります。最近ではほとんどのMVNOdocomoの回線を借りている状態なので、ルーターをdocomoで購入するようにしておけば、使用できないということは少ないでしょう。ただし「UQmobile」はau系列のみなので、docomo系列のSIMカードは使用できません。

データの通信量が無制限のものが少ない

ほとんどの格安SIMを使用したモバイルルーターは1ヵ月の通信量が10GB30GBまでと上限が設けられています。また一部無制限プランもありますが、速度が会社ごとに設定されています。速度が速くて20GBが上限のイオンモバイルなどは、月額料金が4,000円と通常のキャリアとあまり変わらない金額設定になっています。

設定が面倒

キャリアでモバイルルーターを購入した場合、最初からAPN(アクセスポイントネーム)設定やSIMカードの挿入が済ませてありますが、格安SIMを使用する場合、APN設定などを自分で行わなければならないこともあります。

MVNOのモバイルルーターとSIMカードのセットでの販売であれば、APN設定は完了した状態なので、SIMカードを挿入するだけの手間で済みます。自分で設定するのが面倒だったり不安だったりする場合は、モバイルルーターとSIMカードのセット購入がおすすめです

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