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乗り換えて節約!格安SIMが向いている人と向いていない人

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格安SIMが低価格でサービスを提供できる理由とは?

スマートフォンの新規契約もしくは乗り換えを行う際、これまでの常識であったNTTドコモ、ソフトバンク、auの大手携帯電話キャリア三社に加え、最近では格安SIM(格安スマホ)と呼ばれる新たな選択肢が増えました。人気タレントが出演するテレビCMの影響もあり、世間での認知度も随分と高まってきました。

これらの格安SIMサービスを展開する会社はMVNOMobile Virtual Network Operatorの頭文字)といい、大手携帯電話キャリアの設備を借り受ける事によって設備投資やメンテナンスにかかるコストを削減し、その結果従来よりも月々の使用料金を大幅にリーズナブルな価格で提供する事に成功したのです。

数年前であれば格安SIMサービスを展開するMVNOは少なく、選択肢も限られていましたが、現在では数十社にまで増えたため、MVNO間での新規顧客の奪い合いも生まれて競争も激しくなりました。その結果よりリーズナブルな格安SIMも増えてきています。

スマートフォンの乗り換え時に知っておきたい二種類のSIMカード

格安SIMカードには大きく分けて「音声通話付きSIMカード」と「データ専用SIMカード」という二種類のSIMカードがあります。「音声通話付きSIMカード」を購入すれば、大手携帯電話キャリアで契約していた従来のスマートフォンと同様、インターネットなどのデータ通信と電話回線を使った音声通話が利用できます。

それに対して「データ専用SIMカード」とはその名が示している通り、インターネットなどのデータ通信を専用に扱うSIMカードです。このため、データ専用SIMカードでは電話回線を使った音声通話は利用できません。

データ専用SIMでも音声通話ができる?

従来のような電話回線を使った音声通話はできない「データ専用SIM」ですが、LINESkypeの音声通話やIP電話など、データ回線を用いた音声通話であれば音声通話も可能となっています。

LINESkypeの音声通話は同じアプリを利用している相手としか音声通話ができませんが、IP電話であれば050から始まる電話番号を使えるため、通常の電話として十分に使う事ができます。

その上、電波状況によっては電話回線を使った音声通話よりも音質がクリアであったり、利用者同士であれば通話料が無料になるなど、通話料金が割安というメリットもあります。

IP電話は緊急通報やフリーダイヤルへの通話ができない?

一見すると便利なように感じるデータ専用SIMカードで利用できるIP電話ですが、デメリットもきちんと理解した上で契約する必要があります。大手携帯電話キャリアや音声通話付きSIMカードの電話回線を使った音声通話であれば問題はありませんが、IP電話では大手企業のコールセンターや通信販売業者が多く採用しているフリーダイヤルや、110番や119番といった緊急通報ダイヤルが利用できないのです。

たとえ電話がかけられるスマートフォンが手元にあったとしてもそれがIP電話で、いざという時に緊急通報ダイヤルが利用できないというデメリットは想像している以上に大きいのではないでしょうか。このため、メインのスマートフォンとして一台持ちでデータ専用SIMカードを使うというのは、リスクも持ち合わせている事を覚えておかなくてはいけません。

格安SIMはこんな方におすすめ

では、音声通話付きSIMカードやデータ通信専用SIMカードといった格安SIMはどんな方に向いているのでしょうか。乗り換えや新規契約でSIMカードを利用するメリットをまとめてみました。

月々の使用料を今より安くしたいという方

格安SIM(格安スマホ)の最大の魅力は何と言っても月々の使用料の安さです。月間データ通信量やプランにもよりますが、大手MVNOの最安プランを選択すれば従来のように通話もインターネットも利用できて、月額料金が1,000円台後半に抑えられます。大手携帯電話キャリアから格安SIMに乗り換える方が増えているのも納得の低価格です。

音声通話をほとんど利用しないという方

現在、大手携帯電話キャリアの一般的なスマートフォン向けプランでは、通話プランにデータ通信プランをセットにして契約するのが主流となっています。このため、毎月ほとんど通話を利用していないという方であっても、通話プランに料金を支払っている事になります。しかし、格安SIMのデータ通信専用SIMを選べば音声通話に関する余計な通話料金は支払わなくても良いため、当然その分料金が安くなります。

二台目のスマホを持ちたいという方

メインのスマートフォンは大手携帯電話キャリアで契約しているものの、月々の使用料金が高いためインターネットなどのデータ通信専用に二台目のスマートフォンを持ちたいという方や、仕事用とプライベート用でスマートフォンを別々に分けたいという方にも格安SIMはおすすめです。

中でも、インターネットなどのデータ通信専用に二台目のスマートフォンを持ちたいという方は、大手携帯電話キャリアでメインとして契約している一台目のスマホのデータ通信プランを一番安いものへと変更し、格安SIMで割安なデータ通信プランを契約すれば大幅に節約できる可能性があります。

初めてのスマホを持ちたいという方

お子さまの入学、進学時やご両親の初めてのスマートフォンにも格安SIMはおすすめです。MVNOでは大手携帯電話キャリアよりもきめ細かいデータ通信プランが用意されている場合も多く、月間データ通信量が少ないプランも豊富に展開されています。

そのためインターネットなどのデータ通信はあまり利用しないというユーザーは、よりリーズナブルな月額使用料金でスマートフォンを持てるというメリットがあります。

ただし、それまで使っていた電話番号をMNP(番号ポータビリティ制度)で引き継いで、乗り換え先の格安SIMで使うとなると引継ぎなどの手続きや、スマートフォンの様々な設定がやや複雑になってきますので、ご高齢の方は少し難しいと感じるかもしれません。

格安SIMが向いていない方

メリットの方が多いように感じる格安SIMですが、当然不向きな使い方もあります。今現在の使い方やご契約中の状況によってはかえって損をしてしまうケースもあります。

スマホは通話がメインという方

大手携帯電話キャリアでは、かけ放題プランなど割安な音声通話プランがありますが、音声通話付きSIMカードであっても、格安SIMでは通話料金がやや割高な傾向があります。このため、毎日のようにスマートフォンで音声通話を利用するという方は、従来の大手携帯電話キャリアのまま乗り換えない方が結果的に安く収まる、というケースもあるのです。

大手携帯電話キャリアの「2年縛り」が残っているという方

大手携帯電話キャリアでは、2年単位で契約を行う事によって月々の使用料金を割り引くというプランが一般的ですが、いわゆるこの「2年縛り」では、解約可能月以外のタイミングで解約を行うと違約金としておよそ10,000円を支払わなくてはいけないのです。

せっかく格安SIMで節約しようとしても、違約金を払っていたのでは元も子もありません。大手携帯電話キャリアから格安SIMへの乗り換えは、必ず解約可能月に行うようにしましょう。

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