料金でおすすめの格安SIMランキング
1位 楽天モバイル
ネット通販大手の楽天が展開する格安SIMとして、今最も乗り換え先としても絶大な人気を誇る楽天モバイルが、料金の面でも多くのユーザーからの支持を受けています。楽天モバイルでは、格安SIM単体での契約はもちろんのこと、格安SIMに対応した端末を有していない新規ユーザーに対するSIMフリータイプのスマホやガラケー端末の併売も行っており、端末を自ら用意するのが困難な高齢者の方からも利用しやすさで評価されています。
また、最も契約者が多い音声通話付きで月間データ容量が3GBのプランで、月額1,728円という価格設定。この価格自体は大手格安SIMキャリアと遜色ない価格設定ですが、他のキャリアと比べ大きなアドバンテージとなっているのが、利用額に応じてたまる楽天ポイントの存在。
ご存知のように楽天ポイントは、楽天が展開するネット通販サイト「楽天市場」での支払い額に充当できる上、楽天モバイルの毎月の料金の支払いにも充当できるので、総合的な割安感でも1位という結果となりました。
2位 LINEモバイル
無料通話アプリ最大手としても抜群の知名度を誇るLINEが展開する格安SIM「LINEモバイル」が2位という結果になりました。LINEモバイルでは、音声通話付きで3GBのプランを月額1,690円という価格で提供。
基本料金部分は一般的な価格設定ながらも、料金の面でランキング上位に位置した大きな理由となるのが、無料通話アプリLINEで発生した全てのデータ通信については、データ容量制限の適用外と見なされる点。
このため、普段からLINEを使って無料通話やトークを頻繁に利用している方ほど、LINEによる不慮のデータ通信量制限を受ける可能性がなくなるため、LINEのヘビーユーザーの方にとって特におすすめの格安SIMです。また、乗り換えサービスを定期的に展開している点でも評価されています。
3位 BIGLOBE
インターネットにおけるサービスプロバイダ大手としても知られるBIGLOBEが展開中の格安SIM「BIGLOBEモバイル」が提供する3GB音声プランも、割安感のある価格設定から高い人気を獲得しています。月額1,728円という価格設定ながらもこちらの格安SIMが料金面で最大の魅力として掲げるのが、動画見放題サービス「エンタメフリーオプション」の存在。
このオプションサービスでは文字通り、特定の動画配信サイトやストリーミングサイトに限り、そこで発生する動画についてのデータ通信に一切制限を設けないという内容。例えば、YouTubeなどのサイトがこれに該当し、高品質な動画に付き物なデータ制限量突破を心配する必要がありません。
通信速度でおすすめの格安SIMランキング
1位 UQモバイル
格安SIMの多くが元回線としてNTTdocomoが提供する回線を使用している中、auの携帯回線を使用した格安SIMの1つとして注目されているのがUQモバイルです。このUQモバイルは、現在提供されている格安SIMサービスの中でも特に通信速度の高さに定評があるプロバイダの1つで、NTTdocomo系列の格安SIMから乗り換えるユーザーも急増しているほど。
UQモバイルは、音声通話付きで3GBのプランも月額1,680円から利用できるなど価格安さも魅力ですが、やはり最大の魅力は混雑のピークタイムでも安定した速度がはじき出せる点。楽天モバイルなど人気の格安SIMキャリアが同一時間で平均7Mbpsという通信速度となっている一方、UQモバイルは30Mbpsという速度で利用可能。
これは、単純計算でも楽天モバイルの4倍近い速度が実現できるという結果に。特にYouTubeなどのストリーミング系動画を頻繁に利用される方ほど、この通信速度の速さと安定感が大きく寄与するでしょう。
2位 mineo(Aプラン)
テレビCMなどでもおなじみ、関西電力が提供する格安SIM「mineo(マイネオ)」が、通信速度の面で2位という位置にランクインしています。mineo最大の特徴は、同一プロバイダ内でNTTdocomo系列とau系列という2つの携帯回線から自由に一方を選択できる点です。
例えばNTTdocomoのスマホを有している方であればNTTdocomo回線の方を、SIMフリー端末やauが提供するスマホを有している方はau回線の方をそれぞれ選択できます。このうち、au回線を使用する「Aプラン」と呼ばれる回線について、1位のUQモバイルに次ぐ通信速度の高さを実現しています。
ピークタイムにおける通信速度はおよそ28Mbps程度と、1位のUQモバイルの30Mbpsに準じる速度をはじき出すほど。一方、NTTdocomoの回線を使用する「Dプラン」については、同一時間帯でおよそ14Mbpsと、こちらも比較的速い点が特徴です。各種乗り換えプランやキャンペーンの実施など、乗り換え先としても利用しやすい点が魅力のキャリアです。
3位 NifMo
インターネットプロバイダとしても有名なniftyが手がける格安SIMサービス「NifMo」が3位にランクインしました。上位2社がau回線を利用するキャリアであるのに対し、NifMoはNTTdocomo回線を使用。NTTdocomo系列としては最も速いピークタイムの通信速度を実現しているキャリアで、その実行速度はおよそ20Mbps程度。
YouTubeなどの高画質動画も十分にモバイル環境で楽しめる結果となりました。また、同社のSIMをそのまま挿して利用可能な格安スマホのセット販売プランや、家族契約割引など様々な特典を有している点も魅力で、乗り換え先候補としてもおすすめのキャリアです。
データ容量でおすすめの格安SIMランキング
1位 イオンモバイル
料金の安さは気にせずとにかく月間のデータ通信容量の多さが際立つキャリアを選びたい!という方に最もオススメなのが、イオンモバイルです。イオンモバイルでは、他の一般的な格安SIMでも提供されている20GBプランを更に超える30GBや40GB、そして50GBという大容量のプラン契約も可能な格安SIMです。
特に動画視聴などが多い方や固定回線代わりに格安SIMを利用しているという方にも最適です。料金も、音声付きの50GBプランで月額10,800円と決して安くはないながらも容量に対するコスパの高さが魅力となっており、データ容量の多さでランキング1位に輝いています。
2位 mineo
通信速度の安定感でも定評のあるmineoは、データ容量の多さを誇るプランの充実度でもおすすめの1つ。30GBプランが提供されており、極一部のヘビーユーザーの方を除けば、ほぼ確実にデータ容量制限を受けずに高速のインターネット通信が楽しめます。
また、mineo独自のサービスとして注目されているのが、データ上限の貯蓄·購入制度です。例えば契約しているプランの制限量を月間で超えてしまった場合、1GB単位でデータ上限を購入することで契約内容以上のデータ通信が可能になります。
3位 楽天モバイル
同じく30GBという莫大なデータ通信量を提供するプランが提供されている楽天モバイルが3位にランクイン。速度の安定感や各種サービスや特典の充実など、データ容量の多さと共に付加価値を求める方におすすめのキャリアです。
使い放題プランの選択は慎重に
格安SIMを利用する上で、料金や通信速度以上に気になるのが、月間のデータ通信容量について。どれだけ高速通信が可能な回線でも、どれだけ割安感の高いプランであったとしても、データ通信の容量制限に1度でも引っかかってしまうと、その月はまともに動画視聴もできなくなってしまうほど、非常に使い勝手が悪くなるのが実状。
こうした制限をクリアする方法として人気なのが、データ通信容量無制限の格安SIM。これは文字通り、月間で利用可能なデータ通信容量に一切制限がかけられていないSIMのことで、どれだけ利用し続けても原則制限を受けません。
一見すると非常に魅力的なSIMに思われがちですが、実際のところ、ユーザー数の増加と共に慢性的な通信速度の低下やピークタイムにおける不安定さが発生する格安SIMの特性から、無制限のこれらのSIMは必ずしもオススメとは言えない面があります。特に、データ容量と共に安定した通信速度を求める方には決して向いていないので、契約前に慎重な確認が求められます。