大手キャリアから格安SIMに乗り換える際の注意点
現在使っているキャリアからのメールアドレスが使用できなくなる
現在SoftBank、au、Docomoを利用しているほとんどの方がメールを使用する際に「@i.softbank.jp」「@ezweb.ne.jp」「@docomo.ne.jp」のメールアドレスを利用しているはずです。
これらの大手キャリアはそれぞれ独自のメールサーバーを利用していますが、乗り換える時(解約時)にキャリアメールも失ってしまうため、格安SIMに乗り換える前にApple IDとしてキャリアメールを利用している方は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールに変更しておく必要があります。
格安SIMをiPhoneで使用する際には6s以上の機種であることが必要
格安SIMをiPhoneで利用する場合、SoftBank、au、Docomoの大手3社共にiPhone6sから自分でシムロックを解除できるようになっています。
また、同じ回線を利用している場合は、シムフリー端末でなくても利用することが可能になっています。
これは大手キャリア3社ともに当てはまるため、iPhone6s以前のシムロックが解除できない端末でも利用することが可能になりますが、この場合にはMNP転出料が別途費用として必要になります。
このMNP転出料とは、乗り換える際に電話番号をそのままで移る際にはMNP予約番号というものを発行しなければならず、その手数料がMNP転出料になります。
多くの「乗り換え○円キャッシュバック!!」や「乗り換え料金0円!!」などの宣伝の多くは、このMNP転出料をキャッシュバックするというサービスがほとんどですので、乗り換えたいと考えている方はそちらのキャンペーンを利用することをおすすめします。
格安SIMに乗り換える場合、初期設定を自分で行う必要がある
格安SIMのデメリットはいくつかありますが、その1つとして店舗数が少ない、もしくは店舗を持っていないところが多いという点があげられます。そのため基本的に初期設定もWEBや電話窓口でのやりとりが中心になるため、大手キャリアとは違い自分で初期設定を進めていかなければなりません。
使い方がわからなくても、使用方法マニュアルやよくある質問の中から探したり、電話で確認したり、自信がなくても自力で解決する必要があります。
あまり機械に強くないという方は最近増えつつある店舗型の格安SIMを選択することで不安も解消できると思うので、是非活用してみてください。
格安SIMへの乗り換え「LINE」の引き継ぎ際の注意点
現在メールを使わずにLINEでやりとりしている方は多いと思いますが、LINEを引き継ぐ際にも、引き継いでも多くのデータが消えてしまうという注意点があるので事前に頭に入れておきましょう。
引き継いでも消えてしまうデータは以下の通りです
- スタンプ
- 友達リスト
- トーク履歴
- ノート投稿内容
- アルバム投稿内容
- きせかえコンテンツ
- LINEゲームやラインプレイなどの連動アプリ
これらのデータが全て消えてしまうため、大切なLINEトークがある場合バックアップをとってから乗り換えの手続きをするようにする必要があります。
バックアップのとり方は、残しておきたいトーク画面を開き右上のメニューを表示して設定ボタンを押します。
すると、トーク設定というメニューに「トーク履歴の送信を選択」という選択欄があり、テキストファイルとしてメールやSDカードに送信することで大事な方とのやりとりを大事にとっておくことができます。
また、実際に引き継ぐ前に、LINEアプリで「アカウント引き継ぎ設定」を事前に行っておくことでスムーズに引き継ぎができるようになりますので行っておくようにしましょう。