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これこそ真の格安SIM!0SIMへの乗り換えについて

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完全無料?0SIMの歴史

0SIMの概要について

0SIMとは、ソニーネットワークコミュニケーションズ(旧社名So-net)が提供している、条件付き完全無料の格安SIMサービスです。「デジモノステーション 20162月号(20151225日発売)」の特別付録として同梱されたSIMカードが0SIMの起源であり、20161月から正式に格安SIMサービスとしてリリースされました。

0SIMの申し込み制限の変遷

0SIMがリリースされるやいなや、爆発的な人気が出ました。一時は 「デジモノステーション 20162月号」がヤフオクにて高値で出回るという事態までが起こります。これは、雑誌の付録SIMであれば、通常の登録事務手数料3,000円がかからないという特典が付いていたためでもあります。

0SIMの限られた回線環境にも関わらず、申し込みが殺到したため、20168月から申し込み日を0のつく日に限定するという対応が取られました。この規制の実行力があったかは定かでありませんが、201612月からは、申し込み日を制限しない代わりに、月間申し込み回線数の上限を7,777枚に限定するという措置が取られました。

トップページに今月の残り枚数が表示されるようになっており、月末までに売り切れるという事態も発生しました。このような変遷の末、最終的に20175月からは規制が撤廃されています。以下に規制の歴史をまとめました。

  • 20161月~20167月: 制限なし
  • 20168月~201611月: 申し込み日が0のつく日(10日、20日、30日)に限定
  • 201612月~20174月: 申し込み回線上限数を7,777枚に限定
  • 20175月~      : 制限なし

0SIMの料金体系まとめ

0SIMの基本プラン

0SIMは以下の3つの基本プランから選ぶことになります。つまり、0円で運用するには、データ専用プランを選ぶ必要があります。逆にSMSが必要なら150円、音声プランは700円が加算されます。

  • データ専用プラン: 0円~1,600
  • データ+SMSプラン: 150円~1,750
  • データ+音声プラン: 700円~2,300

0SIMのデータ通信料金体系詳細

0SIMのデータ通信料金体系は至ってシンプルで、月間通信量500MB未満は無料です。500MB以降は100MBごとに100円加算となっており、2GB以上になった場合は1,600円の定額です。5GBまでは1,600円で高速通信ができ、5GBを超えると速度制限が課されます。データ通信料金をまとめると次のようになります。

0MB500MB: 無料 ※以降100MBごとに100円加算

1GB: 500

2GB: 1,600

2GB5GB: 1,600

5GB~: 速度制限

0SIMの音声プラン料金体系詳細

0SIMの音声プラン料金体系は、他の格安SIMと同じように700円が加算されます。通話料金に関しては、「nuroモバイルでんわ」アプリの使用によって、通常料金の20/30秒が10/30秒まで割引されます。仮に月に60分通話した場合の料金は1,200円になります。なお、他にも「10分かけ放題」オプションが設定されており、800円で10分以内の通話がかけ放題になります。

このオプションはユーザーから評価が高く、基本料700円にかけ放題オプション800円を足した1,500円で、多くのユーザーが満足できるプランが完成します。留守番電話が300/月、キャッチホンが200/月でオプション設定されていますが、あまりニーズは高くないといえます。

0SIMに乗り換える際のポイント

通信速度を期待しない

そもそも無料で500MB使えるという、ビジネスの常識からすればあり得ない格安SIMサービスです。ある意味で実験的ともいえますが、通信速度を期待して大手キャリアから乗り換えるべきではありません。格安SIMは一般的に通信速度が出ない傾向にあり、その中でも、通信速度はかなりおそい部類に入ります。動画を見たり、大容量のファイルをやり取りすることには不向きです。

3か月利用がないと自動解約になる

データ専用プランとデータ+SMSプランに限定されることですが、3か月連続してデータ通信の利用がないと、自動的に解約となります。せっかく登録事務手数料を払ってサブ機用に入会したのに、使用するのをうっかり忘れてしまうと、勝手に解約になってしまいます。全く使うつもりがないのであれば、申し込みをしないほうが無難です。

データ量が必要なら他の格安SIMの方が安い

確かに500MBまで無料で利用できるのは大きな魅力ですが、その後は使うごとに最大1,600円まで加算されていきます。これを考えると、他の格安SIMの料金プランの方がお得になってきます。データ使用量が多い方の0SIMへの乗り換えはおすすめできません。

SIMnanoサイズを必ず選ぶ

SIMのサイズに関しては、「小が大を兼ねる」です。nanoサイズのSIMであれば、アダプターを履かせることによって、標準サイズやmicroサイズに容易に変換可能です。しかもこのアダプターは汎用品が数百円程度で売られています。一方、0SIMのサイズを変更するには、手数料が3,000円必要であり、機種変更でSIMのサイズが変わるリスクを考えると、必ずnanoサイズを選ぶことが重要です。

音声通話プランには、1年間の最低利用期間あり

格安SIMとはいえ、0SIMの音声通話プランにも1年間の最低利用期間が設定されています。よって、1年以内に解約した場合、5,000円の違約金が発生します。なお、1年経過後はキャリアにあるような解約月や違約金などの縛りはありません。

0SIMを使うべきユーザーとは

最もお得なプランとは

キャリアからの乗り換えする際の最強プランは、ずばり「データ+音声プラン700円」です。データ通信プランを申し込んで、050電話のみで運用することも不可能ではありませんが、050電話には以下のような弱点があります。

  • 110119などへの緊急通報をかけられない

最寄りの警察署へ電話するという手段は現実的だとは到底思えません。

  • フリーダイヤル(0120)にかけられない

クレジットカード会社などの一部サービスでフリーダイヤルへの発信が必要なります。

自宅にWIFI環境があることが大前提

通信速度が期待できず、大容量を使ったのでは損なので、自宅にWIFI環境があることが大前提になります。つまり、0SIM500MBというのは、日中のメール確認や、出張時の電車ルート検索など、限られた使い方、または緊急時用と割り切るべきです。もちろん、ネットサーフィンを短時間するくらいでは月間500MBもいきませんので、安心してください。

通話は純正オプションか、外部サービス必須

せっかくデータ通信を無料にしているのですから、通話料もできる限り抑える必要があります。LINE電話など、通話料がかからないサービスもありますが、どうしても通常の発信をしなければならない場合もあるはずです。

数分程度の通話を一日に何度もする人や、日中仕事で電話連絡が頻繁に必要な人は、10分かけ放題オプション800円を申し込むべきです。これなら長電話をしない限り、800円以上の通話料が請求されません。ただ、ほとんど通話をしない人には、「ブラステル」のような外部サービスを利用すべきです。

ブラステルは、プレフィックス型の通話サービスで、2/6秒の課金が基本料金です。10/30秒のnuroモバイルでんわアプリと同一料金のように見えますが、課金が6秒単位と小刻みで、無駄がなくなるため、実質的にはブラステルの方が安くなります。例えば、31秒通話した場合、nuroモバイルでんわアプリでは20円ですが、ブラステルなら12円と8円安くなる計算です。

まとめ

最後にまとめですが、0SIMは以下のような人には最適の格安SIMになります。ぜひともキャリアからの乗り換えを検討し、通信料を見直すきっかけにしてください。

  • 通信料を本気で見直したいという決意がある
  • キャリアから格安SIMへの乗り換えに抵抗がない
  • 自宅にWIFIがあり、外ではほとんどネットをしない
  • 通話はほとんどしない、または10分以内の短時間の通話のみ

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