節約志向派に向いている格安SIMとは
大手携帯電話会社と契約してスマートフォンを利用する場合、基本的に毎月のパケット通信料金が高額であるケースが多いです。
また使用したパケット通信量に関係なく月額定額で料金がかかることが多いため、スマートフォンで多くの通信量を消費する人は損をしにくい一方で、節約志向派の人やスマートフォンをあまり使っていないライトユーザーやWi-Fi環境で過ごすことが多い人が損をしやすいという特徴があります。
毎月利用できる高速データ通信が少量でもかまわないからもっと毎月の通信費用を安くしてほしいと考える人にとっては、大手携帯電話会社から格安SIMへの乗り換えをすることによって毎月の通信コストを大きく下げられる可能性が高いと考えられます。実際に主要なMVNOの何社かではライトユーザーや節約志向派向けの格安SIMのプランをいくつも展開しています。
格安SIMでは1ヶ月あたりに利用できる高速データ通信が3GBというプランが主流となっていますが、節約志向派におすすめとなるのが毎月のデータ通信量が1GB未満のプランです。 1GB未満のプランですと月額定額500円以下で利用できるプランも珍しくないので、大手携帯電話会社と契約する場合と比較して圧倒的にランニングコストのダウンを図れるのです。
業界最安水準の格安SIMのプランを比較
毎月利用できる高速データ通信量が1GB未満のプランの取扱いがあり、業界でも屈指の低価格のプランを取り扱っている代表的なMVNOとして挙げられるのが、楽天モバイル、イオンモバイル、DMMモバイルです。これら3社が取り扱っている節約志向派におすすめの格安SIMプランについて詳しく確認をしていきましょう。
楽天モバイルの最安プラン
楽天モバイルが展開している組み合わせプランの中でもベーシックプランというコースは、毎月付与される高速データ通信量が全くなく、常に最大通信速度が200kbpsではあるものの、データ通信専用SIMであれば525円から利用が可能となっています。
また普段通話はほとんどすることがないものの、SMS認証が必要なLINE等のアプリを使いたいと考えていて、尚且つ待ち受け専用に電話番号も持っておきたいという人向けに、データ通信専用SIMにSMS機能と050から始まる電話番号が付与される050データSIMというプランもあります。
090や080から始まる電話番号に固執しないのであれば、この050データSIMへ乗り換えをすることでより高い節約効果を得ることができます。
イオンモバイルの最安プラン
イオンモバイルでは毎月1GBまで高速データ通信ができるプランが月額480円から利用可能となっています。音声通話機能付きのプランですと、毎月500MBまで高速データ通信ができるプランが月額1,130円から利用可能となっています。
音声通話機能付きのプランの場合、MNP制度を利用しての乗り換えに対応しているので、電話番号を変えずに乗り換えをしたい場合にもおすすめです。
DMMモバイルの最安プラン
DMMモバイルでは、最大通信速度が200kbpsであるライトプランが月額440円から利用が可能です。また、毎月1GBまで高速データ通信ができる1GBプランが月額480円から利用できます。ライトプランももちろん悪くはありませんが、差額がわずか40円であることを考えるとライトプランより1GBプランを選ぶとより合理的に利用ができると考えられます。
またDMMモバイルではLINEやTwitter、Facebook、InstagramといったSNSの通信がカウントフリーとなるオプションが月額250円で利用できるのでSNSを多用する場合にはこのオプションをうまく活用するとより快適にスマートフォンで通信が行えます。
